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神保町花月「アグレッシブ6」、初日と2日目を見てきました。
いやー、おもしろかった!ほんっとおもしろかった!大満足でした!

2日目、「スタバでスタンバる」が自分の中での流行語になりつつ、マエアゲライブまで暇だったので、「延々と渋谷をウロウロ」していたら、ばったり偶然、東京の友達と遭遇(笑)。ビックリし過ぎてろれつが回らない(笑)。
別れてから「しまった!」と思ったのですが、
今回の「アグレッシブ6」、無理やり誘えばよかった!
この話って、「井上マー」は知ってるけれど、それほど興味はないよー。っていう人が見たら、確実に、その人が持っている「井上マー」っていう人が、変わる。そんなお話だと思ったから。

客だしのときのマーさんが、いい人過ぎて…。
あいき「マーさんのブログを読んで、いつも元気を貰っています」
マーさん「がんばってブログ更新します」

あいき「そんな真面目に書かなくていいです!」(笑)

いい人過ぎる…。なんか、マーさんって牙やトゲが一切無いので、話しているうちに自分の中の煩悩が、57個ぐらい浄化されたんじゃないのかと思いました。本当にやさしくて…。
今まで「ヒロイックシンドローム」も「Lady In The Box」も客だしが無かったので、今回、すっごく嬉しかったです。ありがとうございました。
マーさんを目の前にして、わたし、なんでこんなオッサンのことが好きなんだろうなぁ、と、しみじみ思いました。

+ + + + + + + + + +
 これ、改めて読むと、とんでもない宣伝文句ですね…。

「生放送がとんでしまったアグレッシブTV」
そう、生放送が、「とんでしまった」。
「不慮の事故」だったんです。「台風のせいで、出演者がみんな来られない」という、「アクシデント」、だったんですよ、ね?(笑)

「急遽集められた6人!このメンバーで生放送を成功させることができるのか!?」
そうなんです。集められたのは、「6人」なんです(笑)。

実際は、中村さんが「出演者をバラせ!」と指示した為、「意図して」生放送は、「とんだ」。
そして「集められたのは6人」。
実際に生放送に出演したのは、花火、高橋、ブッチ、とみさんの4人。それに中村ディレクターを足して5人。
最後の1人は、中村の「仕込み」の1人。これで合計、「6人」。

しかし、この「アグレッシブ6」のお芝居の出演者は、全部で7人。
1人だけ、「招かれざる客」が居た、そういうこと。


あと、
わたしがあべちゃんの演技を生で見たのは、「声~黒松病院」が初めてで、今回で2回目でした。
「黒松病院」のときは、あべちゃんの「空気」の作り方がうますぎて、舞台に立つだけで、あの存在感、あの安定感。本当に驚いたものです。
あべちゃんが空気を作って、他の出演者をリードしていくような。そんな印象だったんです。
しかし、今回の「アグレッシブ6」のメンバーは、ほぼベテランばかり。
言わずもがな、カリカも「役者」です。ベテランです。空気なんて、あべちゃんが作らずとも自分から生み出せる人たちです。
実力が、舞台上でぶつかり合うのを見てしまいました。
なんという迫力か…!!
あべちゃんも、カリカのお2人も、声が本当によくとおる。
そして、その3人と比べると、マーさんは声が若干とおりづらい。
そのマーさんが、どうしたかと言うと、
自分の靴で、舞台の床をドンッ、と叩くんです。

もちろん、大きな音がすれば、お客さんは、その音がした方向を見ます。
それは「声」であれ、「物音」であれ、一緒なんです。
あべちゃん、カリカの3人は、自らの「声」でお客を振り向かせ、
そういった「舞台向け」の声質では無いマーさんは、「靴音」でお客を振り向かせた。

これって、演出のB面さん仕込みなんでしょうか?
それとも只の、マーさんの癖?(笑)


せっかくなので、初日と2日目の違いを色々メモしておきます。

【初日】
・マーさんがテロリストの銃に脅えて後ずさるとき、勢い余って舞台の袖の柱に、地味に後頭部をぶつけて、地味に「痛い…」とつぶやいていました。

【2日目】
・最初のあべちゃんとマーさんのやりとりの際、開始30秒で既に汗だくのマーさん。
あべちゃんが、「森泉に会わせてやる」と書かれた紙をマーさんに渡した際、
あべ「お前、それハンカチじゃねえからな。汗ふくなよ。…凄い汗だぞ?」
マーさん、無言でポケットに手をやり…ハンカチ(っていうかタオル)を取り出してあべちゃんに見せる。
あべ「間違えてそっち(タオル)渡すなよ!」

・林さんの腰が抜ける
怒りの演技をやり込む余りに、なんと腰を抜かす林さん!
家城さんはそのとき後ろを向いていて、振り返ったら腰が抜けていた林さんを見てビックリして、
家城「そんな腰が砕けるほど怒るなよ!」
初日から林さんは全力でしたが、この日はみるみるうちに顔が真っ赤になったり、凄かったです。

・家城さんの影マイクのセリフ
まさかここが日替わりだとは思わなかったので、初日は全部忘れてしまいました。
サングラスは恥ずかしい→バンダナは売り切れていた(ここまでは一緒?)→顔はちゃんとしてる→「台風来るとテンション上がるよね!」→「学校とか授業なくなるかもってワクワクするよね!」
最後が「練習するわ!」

・あべちゃんが影マイクで思いっきり噛む。
あの、漫談のときのあの長ゼリフを一切噛まないあべちゃんが(笑)、オコチャさんに向けた「台風来るとテンション上がるよね!」のセリフを、ものの見事に綺麗に噛みました。
オコチャ「…はい?」
あべ「逆に、はい?」
切り替えしがうまいんだな、また…(笑)。
あべちゃんの影マイクは、「Bスタ来いよ!」→「掃除用具は置いてこいよ!」以降が日替わり?

・「ワンちゃんの一日」
家城「“ワンちゃんの一日”って番組知ってる?」
オコチャ「…あの、王貞治の一日ってことですか?」
家城「“王貞治”を“ワンちゃん”って呼ぶなんて古いんだよ!」(笑)

家城「で、ワンちゃんの肛門をずっと撮り続けたんだって」
オコチャ「…王貞治の肛門を?」
初日は無かったやり取りでした。

・林さんがセットに頭をぶつける
読んで字のごとく、セットに激突する林さん。

・林さんの致命的ミス
そして、稽古場ブログにも書かれていた、この日一番の、もっとも凄まじいミスが、なんと、あの「林さん」の身にふりかかりました。
林さんの役名は「高橋」。なのにセリフで思いっきり、
「どうも、林です」
と、本名を名乗ってしまった!!
あまりにも自信たっぷりに、堂々と言われたので、一瞬気がつかなかったぐらい自然に言っていました(笑)。

あべ「ちょっと待って、林って誰?」
林「いえ、高橋って言いましたよ」

このときのあべちゃんのフォローが、
あべ「夜のラジオで使っている名前を言っちゃったんだね」
だったのですが、エンドトークでそのフォローもおかしい、と家城さんが指摘。

家城「あのときのあべちゃんのフォローの、“夜のラジオ”って何!?大体ラジオやってたとしても、“高橋”でやるでしょ!?なんで名前が“林”になるの!?」
あべ「え?あれは俺の中の裏設定で、本当は楽しいことが好きだから…、でも実名じゃ出来ないからっていう…えー、そういう設定とか考えないでやってるの?」(笑)

・マーさんが家城さんに対して、「あべちゃん!」と呼びかける。
これはエンドトークでの釈明によると(笑)、「さあブッチさん!!」って言ったのが、早口になる余り「あべちゃん!」に聞こえてしまっただけ、とのことで、マーさんは「ブッチさん」って言ったつもりだったようです。
…が、余りにもハッキリと「あべちゃん」と聞こえたので(笑)。

・マーさんが進行を飛ばす
これはヒヤヒヤしました。本気でマーさんが、ミスに気がつかずにそのまま進行しようとしていたので、他のメンバーで一気にフォロー(笑)。
で、そのフォローの仕方がうますぎる!!
見ながら本気で感心してしまいました。フォローうめえ…!!
余りにもナチュラルな進行の戻し方、連係プレーの素晴らしさに感心。

・マーさんが以下略(笑)
これはエンドトークで言われなきゃ分からなかったのですが、あべちゃんから、音を飛ばしていたとの指摘。
マー「あそこはあべちゃんが、花火、音!ってフォローしてくれて」

うん、とりあえず座長、落ち着いてください(笑)。
あべ「まあその辺はフォローするけどねー」
との言い方に、ふてくされたマーさん、スマップの中居くん風に、前髪を息で吹くのですが、家城さんが、
家城「髪ない!髪ない!」

ひでえ!!(笑)おもしろかったけど(笑)ひどい!(笑)
マー「1個だけ、いいですか?」
そして、
マー「すみませんでした」
土下座(笑)。
あ、髪のことは否定しないのね(笑)。

・マーさんのセリフ
もしかして、初日から追加されたかな?と。確信が持てないのですが。
奥さんに対する「最後の言葉」が、初日はひたすら「謝罪」だった印象があったのですが、2日目は、「ありがとう」と、「幸せになってください」という言葉も。ひょっとして増えたのかな?

・赤枝さんのセリフ
初日→「解放された?」
2日目→「解放?」

これは初日のエンドトークでのあべちゃんの指摘で、赤枝さんのイントネーションがおかしい、という話に。
これは方言かも。「解放された?」の、「された」の部分のイントネーションが、どうしても標準語にならない赤枝さん。
そして2日目、綺麗に「された」の部分がなくなっていました(笑)。


初日エンドトークにて
マー「あべちゃんがね、“緊張すると寿命が縮むから、俺は緊張しない”って言ってて、“わーあべちゃんそれかっこいいねー”って言ってたら、その2分後に緊張してゲロ吐いてた」

緊張でゲロ吐いて、あの出来か…!!
初日のあべちゃんの演技の堂々っぷりたるや、素晴らしかったです。
あべちゃんも、緊張するんだね…。どんだけ神保町の舞台に立っていても、緊張はするんだなぁ…。
それでも本番で、完璧、まさに「傷ひとつない」素晴らしい演技をみせるあべちゃんが凄いと思った。

そして2日目、見えたんです。
冒頭のシーンで、家城さんがギターに置いた手。小刻みに、震えていたんです。
ああ、芸歴とか、演劇経験者だとか、そういうこと…全部、関係ないんだ…って、思いました。
家城さんのあの震えを見たときは特に、家城さんは「演劇の大ベテラン」みたいなイメージを持っていたわたしに、「そんな甘いもんじゃないんだよ」って、教えられた気がして。

ああやって汗かいて、それこそ涙流して、大声出して、動き回って、
あんなに生き生きとした舞台を見終わると、
いつもそうなのですが、これ以上にワクワクドキドキ出来ることって、無いなあ、って思います。
生で舞台をみる、ということは、「映像」で「舞台」を見る、ということとは、全然種類の違うものなんだなぁ、って思います。
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